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2017年7月27日木曜日

映画を見た-彷徨える河-

わざわざ検索してこの日記に行きつく人はいないと思うし, 絶対他の感想とか見ていると思うがあえて言うと.
かなり面白かった. だけど前情報を調べてたらそこそこ面白い止まりだったかもしれない.
私の場合はたまたま予告編をうっすら見てその後チラシの安齋肇のコメントだけ読んだのでそこまでなら大丈夫だと思う.

ただ, 面白かったと言う気持ちは記録しておきたいので少し行を開けた後色々書こうと思う.そう思ったけど何も知らずにこの分を読んだ人をそそのかしたい気持ちもある.




何も知らない人はこの映画をループものだと思って一回見てみてほしい.






以下,普通の感想.
 そもそも、チラシやパンフレットやホームページに書いてあることなのでネタバレじゃないと思うのだが, この映画は二つの話の断片が交互に流れる. どちらも体調が悪い白人の学者と現地のシャーマンがある植物を探しに河を行く話で時代やイベントの詳細などに違いがあるが大筋ではほとんど同じである. 実際に映画を見た方々, ここまでは合っていますでしょうか?
 
 私は二つの話で眼鏡をかけた白人が老人の白人の若いころと誤解したせいで半分近く時系列が逆転した状態で映画を見てしまったので未だに自信が無い. 異教徒と出会うくだりで石のプレートの破損で間違っていたことに気が付いたのだがその時はとても巧妙な叙述トリックを味わったような気分だった. 登場人物はなんて柔軟な時間の感じ方をしているのか. いや,私が一方的に引っかかっただけだが.

 目に映る映像は白黒で時間の流れもつぎはぎで全くもって私の直感からズレているのだが別生物の感覚をダイレクトに注入されているように感じた.主人公のシャーマンは私と同じ人間のはずなのだが. そういえば彼は記憶を失っていたのだった(非ネタバレ事項). 空になったシャーマンは過去を思い出して初めて今を認識できていたとすればあのシーンの順番も納得がいく.おそらく順番の問題は小さい. 今のところはそういうことにしておく.

 結局私の勘違いに基づく世界観のインパクトが強く作品が何か伝えたいとしたらその何かはあまり良く分からなかったのだが, もちろん物語も成立している. 私の思ったまま説明すると, 本作はループものである. 良い終わり方と悪い終わり方, 前の周回のできごとの清算を経てシャーマンと白人学者はなんかどうにかなるのだ.

 もう一回言う. この映画はループものである.
 

映画関係者の解説とかあったら見てみたいけど絶対自分の解釈間違ってるんだろうなぁ…
来週記憶媒体でリリースされるからもう一回見てみたい気もする.

https://www.amazon.co.jp/dp/B0718YNPV2

 

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